2023年10月13日(金)、鹿児島県で「国際理解講座」を主催いたしました。
以下はそのご報告となります。
国際理解講座の概要
テーマ : 台湾と日本との留学現状並びに教育・文化交流について
趣旨:講演や意見交換を通じて、グローバル人材育成の理解を深めるとともに、鹿児島と台湾の国際交流の輪を広げる。
対象:台湾との教育・文化交流に興味のある方
主催:KTRC(鹿児島⇒台湾留学センター)
共催:台湾文化交流会 in 鹿児島
場所:かごしま国際交流センター 研修室2
日時:2023年10月13日(金)13:00~15:30
講師:
日本台湾教育センターは、日本の文部
科学省にあたる台湾教育部が、日本に台湾の高等教育を広め並びに学術交流を深めることを目的として2012年に設立しました。(HP抜粋)
内容
・日本台湾教育センターの活動
・台日における学術の交流
・参加者を含めた座談会形式での意見交換
ご挨拶
本講座は、郭所長と徐聖芬事務長(台湾事務局)の福岡、熊本ご出張の合間で、急遽お願いした企画で、広報も十分な時間が無い中で、台湾文化交流会in鹿児島(琉会長)の皆様並びにかごしま国際交流センター様(小倉理事長)にご協力いただき、無事開催できました。感謝申し上げます。
会場の様子
当日、郭所長は出張先の熊本から新幹線で南下いただきました。折しも国体開催中で賑やかな鹿児島と桜島降灰のお出迎えでハイな一日になりました。
鹿児島在住台湾人、灣生、留学生、大学生等の12名と日本台湾教育センター2名が、講座に参加されました。
前半は、郭所長からテーマに沿った講演で、皆さん、郭所長のウィットとユーモアに富んだ楽しいスピーチに引き込まれていました。
後半は、円卓になっての座談会形式で、皆さんの自己紹介とか、質疑応答のフリートーキングでリラックスした座談会になりました。差し入れいただいた手作りパイナップルケーキは大変美味しかったです。
鹿児島は、他府県に比べて、パスポート保有率が低く、また、海外への関心度が低いように感じられます。県・自治体としての国際交流事業の取組はインバウンド観光事業をコアとして、鹿児島に「受け入れる、迎える」が主体で、「外に出て→見る、聞く、感じるetc.」というアウトバウンドの取組は少ないと感じています。
グローバル人材育成については、セミナー、サマースクール等の短期留学企画、鹿児島と台湾の学校同士の体験型交流等を通じて支援できればと思っています。
まずは、鹿児島の多くの方に、身近で近い台湾を正しく知っていただき、そして、訪れていただきたいという願いを込めて、引き続きこのようなセミナーが開催できればと思った次第でした。
今回は、国体期間中の平日開催で、学校教育関係者のご参加がありませんでしたが、次回は開催時期と時間的余裕を持って企画広報したいと思います。
よろしくお願い申し上げます。
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